【朗報】タウシュベツ林道ゲートの鍵ゲット
わからない人のために補足しておくと、タウシュベツ川橋梁とは上士幌町にある糠平湖に架けられた鉄道橋であり、現在は廃線となった国鉄士幌線が通っていた。
ダム建設により鉄道は撤去されて橋自体は今もなお残っているが、コンクリート製の橋は年々風化してボロボロになってるらしく、数年以内に崩落するとか何とか言われている。
とりあえずなんか良さそうな橋が見れるということだ
橋梁に通じる林道の入口には鍵のかかったゲートがあり、鍵はネットで予約するのだが中々競争率が高くて取れないこともしばしばある。
その鍵が偶然とれてしまったのだ(明日分)
タウシュベツ林道の入り口
いま多和平だから明日朝イチに上士幌に行くとすると、
少なくとも今日中には帯広に着きたい。
(帯広から少し北上すると上士幌に到着する)
だが今から直行するのもなんかもったいないし、
せっかく道東来たんだったらやはり林道は行っておきたい。
朝の霧雨降りしきる中で決断する。
今日は林道をしゃぶり尽くしてやるぜ
ソフトカツゲンとクリームパンという普段の食事なら絶対食べないような組み合わせ。
ツーリングの日は割と朝は糖分取る。
キャンプ場のオーナーさんから「チェックアウトはいつでも良いよ」と言われたので、パニアケースやキャンプ道具達は一旦ここに置いていく。
修理キットや空気入れといった最小限の荷物だけネットで固定した。
それでは出発。
まずは東に行き根室へ向かう。
九番沢林道&落石線林道
評価 ★★★☆☆(近くにいれば寄っていいかも)
(左側にある林道は後で行くフレシマ湿原)
林道入口
いきなり入口が現れるから最初気づかずに通過してしまった。
いざ突入。
心地よいフラットダートが続く。
2月~6月は入れないみたいだ。
水たまりが多かったが、起伏やカーブも穏やかで気持ちよく走れた。
走行中の動画は霧雨のせいでほとんど何も見えなかった悲しい
フレシマ湿原
評価 ★★★★★(絶対行くべき。) ※ただし晴天のみ
お次はフレシマ湿原
霧が濃い....
いやでももしかしたら....もしかしたら...!
()
すばらしい景色だ。
とりあえず行ける所まで行ってきた。
ここはリベンジかな
なぎさのドライブウェイ
評価 ★★★★☆(行くべき。)
(左側にある林道は後で行く糸魚沢林道)
南にある霧多布へ向かう。
正確に言うとここは林道ではなく海岸
走って楽しけりゃ細かいことはいいんだよ。
わかりにくいが北側の入口はここ
波打ち際から少し離れた所を走る。
クッッソ楽しい。
ずっと走っていられる。
海鳥を蹴散らしながら走るのがとても新鮮である(最低)
スマホのカメラが結露してしまって写真が曇ってしまった
たまたま近かったので霧多布にある小松牛乳で牛乳を買う。
前から気になっていた店だ。
マジで美味い。
今まで飲んだフルーツ牛乳の中でダントツで美味い。
これを飲むために霧多布へ行くのは全然アリだと思う。
休憩していると犬が「あら、お客さんかい」とばかりに寄ってきた。
ついでにモフらせてもらった。
どうやらバイクが気になる様子で、
タイヤの臭いを嗅いで「どこ走ってきたの?」とやや引いた顔で聞かれた。
感情豊かな犬だ。
糸魚沢林道
評価 ★★★☆☆(行けたら行っていいかも)
南側の入口
カメラのバッテリーを交換して行こう
ヒグマ注意の看板で身が引き締まる。
たまに警報機鳴らしながら走る。
動物の生息地に侵入しているのだ。襲われても文句は言えない。
こういう感じのフラットダートが続く。
終点。
林道の踏切でしか得られない栄養がある。
厚岸に着いた。
丁度昼なので、ここで昼食としよう。
ここには過去に何回か立ち寄ったが、営業時間中なのに閉まっているという地方あるあるが発生して食べられなかったのだ。
今回は....開いてる!!
やっと買えた"かきめし弁当"
牡蠣の佃煮がゴロゴロ入っててとても贅沢。
味はとても美味しい。
やはり厚岸と言えば牡蠣でしょ。。。
ホタテのおにぎりも食べたかったが売り切れてたので食べられず残念
塘路広域林道
評価 ★★★★☆(行くべき)
ここが今日最後に回る林道
入口
この納屋、クッソ傾いてる気がするんですがそれは大丈夫なんですかね....?
今までとは打って変わって見晴らしの良い林道だ
これは景色も期待できるかも
わお、すげぇ
写真では全然伝わらないくらい絶景
こういう絶景林道走ってみたかったからとても嬉しい。
道中で分岐があった。
探索したいところだけど今回はパス
このあとはフラットダートだった。
本州だとキレイなフラットダートは貴重なのに道東だとそこら辺にあるから嬉しさの感度がバグってくる。
このあと北へ進み、キャンプ場へ戻って装備を回収した。
林道走りまくったあとでテント撤収するの辛すぎてワロタ
現在PM3:00
ここから帯広まで170kmある(絶望)
行かねば
途中のセコマで休憩
疲れた体にホットシェフが染み渡る
やっとの思いで帯広についた。
今日の宿はライダーハウス"ヤドカリ"
帯広では結構有名なライダーハウスみたいだ。
一泊1100円くらいだった気がする。
チェックインしたらステッカーもらえた
宿にある洗濯機で洗濯してるあいだ、
隣りにあるジンギスカン屋でジンギスカンとビールをかっ食らう。
安くて美味い。
隣で子供がめっちゃ叫んでるけど気にしない
疲れた体には肉とビールが一番効く。
喫煙所が"善"すぎる
ライダーハウスにいた猫
撫でようとしたら逃げられてしまった。
なぜか猫は逃げられることが多い
(逆に犬は寄ってくる)
今日の走行距離:462km
走りすぎて危ないので明日はもう少し抑えよう。
明日はタウシュベツ行った後はどうしようかな
道東は好きだけどとんぼ返りしてまた帰るのはなんかなぁ
思い切って西に行くか
つづく